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 ■ 韓国WiBroサービスと事業戦略
書籍イメージ
編 集 : 株式会社ROAGroup
発 行 : 株式会社ROAGroup
発 売 : 株式会社日本能率協会総合研究所
発 刊 : 2008年07月
判 型 : A4判
頁 数 : 48頁
価 格 : 99,750円(本体 95,000円、消費税 4,750円)
2006年6月30日、韓国版モバイルWiMAXである「WiBro」の商用サービスがスタートした。しかし、KTが加入者数の拡大を目指してマーケティングを強化する2007年初期までは、不十分な設備投資や、カバーエリアの狭さ、そして対応端末のラインナップの乏しさなどから、加入者数は伸び悩んでいた。

KTおよびSK Telecom(SKT)両社は当初の投資計画として、2007年までにそれぞれ7,000億ウォン(KT)および4,000億ウォン(SKT)、そして2010年までに1.2兆ウォン(KT)および7,000億ウォン(SKT)以上を費やす予定であった。しかしながら、実際の投資額はその当初計画案から、かなりかけ離れた金額であった。それでもKTのWiBroサービス加入者数は、2007年に入ってWiBro販促を強化し始めてから急激に増加し始めた。2007年4月時点の加入者数は5,600件だったが、同年12月には10万6,000件まで拡大。2008年には、毎月約10,000件ベースで増加傾向をたどっている。KTおよびSKTは、2008年からの投資拡大を決定し、WiBro市場はさらなる成長が見込まれている。その上、VoIP実用化は加入者数拡大の面で、大きな影響力を与えると期待がかかっている。しかしながら、これにはまだ時間がかかるという意見もある。つまり、韓国ワイヤレス市場における政策、及び、その他諸問題により、VoIPがすぐにはサポートされそうもないという見方が強いためである。

このような状況にもかかわらず、WiBroの普及見通しは決して悲観するものではない。2007年のWiBro加入者数はわずか約10万件だったが、2008年には25万件に拡大し、2011年に至っては250万件以上に達すると見られている。総利益に関しても、2011年までに650億ウォンまで増加すると期待されている。

と同時に、技術向上もサービス拡大のための重要なファクターである。韓国電子通信研究院(ETRI)は、LANの技術をベースにした「NoLA(New Nomadic Local Area Wireless Access)」と、WiBroのアップグレード版である「NeMA(New Mobile Access)」を開発した。「NoLA」は、徒歩や車内といった低速で移動するユーザー向けのモバイルインターネット技術である。この伝送速度は3.6GMbpsで、現在の3Gデータ通信速度より1,000倍速いという。一方、「NeMA」は、高速で移動するユーザー向けの技術であり、最速120Km/hで移動しながら100Mbpsでインターネット利用が可能だ。ETRIは、これら2つの技術を連動させる予定である。もし成功すれば、2009年に韓国において高速道路で移動しながらインターネットを利用することができるようになる。

一方のHSDPA陣営は、次世代HSDPAの開発を進めている。HSUPA(High Speed Uplink Packet Access)ネットワークでは、5.76Mbpsのデータアップロード速度が実現する。加えて、OFDMやMIMOなどの次世代技術を利用するLTE(Long Term Evolution)は、世界的に拡大しつつある。

現在、WiBroサービスにとっての最大の弱点は、キラーアプリケーションが提供できていないことだ。4Gに移行すれば、音声サポートはWiBroにとって欠かせないものとなり、HSDPAや3G/4G市場におけるLTEと競合するためには必須要素となるであろう。

調査方法
ROA Groupは、本レポートにおいてWiBro技術、及び、韓国通信事業者に関するデータ収集・分析を実施(データは、各社WebSite、プレスリリース、ニュース、市場報告書および関連調査データを含む)。

※なお、レポートの本文は全て英文です。
ご購入ガイド
エクゼクティブサマリー

1.韓国WiBro市場
 1.1. WiBro市場現況
 1.2. WiBroサービス導入の背景

2. WiBro技術
 2.1. WiBroとは?
 2.2. WiBro技術の発展
 2.3. WiBro vs. HSDPA

3. 韓国キャリア
 3.1. KT
  3.1.1. KT WiBro
 3.2. SK Telecom (SKT)
  3.2.1. T-Login

4. 携帯端末ベンダー
 4.1. サムスン電子
 4.2. POSDATA
 4.3. LG電子
 4.4. Raon Digital
 4.5. その他ベンダー

5. モバイルWiMAX
 5.1. WiBroとモバイルWiMAX
 5.2. 海外におけるモバイルWiMAXサービス

6.結論

Appendix 掲載韓国企業リスト


図表目次
図目次
[図-1] 韓国WiBroサービス加入者数予測(2007-2011)
[図-2] KT および SKTのWiBroサービス投資金額
[図-3] KT および SKTのWiBroサービス加入者数
[図-4] 韓国WiBroサービス売上予測(単位:100万ウォン)
[図-5] 韓国におけるワイヤレスインターネット普及率
[図-6] モバイル技術開発のロードマップ
[図-7] WiBroサービスのネットワーク構成
[図-8] ETRIの次世代WiBro技術ロードマップ
[図-9] WiBro および HSDPAサービスの加入者数
[図-10] KT WiBroの平均速度
[図-11] FLYVO および POSDATAのWiBroビジネス

表目次
[表-1] KT および SKTのWiBroサービス
[表-2] KT および SKTの 2008年WiBroサービス拡大計画
[表-3] 高速インターネットサービス加入者数(2008年2月)
[表-4] WiBroの定義説明
[表-5] WiBro vs. HSDPA
[表-6] WiBro および HSDPAサービス料金
[表-7] KT WiBro アプリケーションサービス
[表-8] KT WiBro 特別料金プラン
[表-9] KT WiBro 追加料金プラン
[表-10] KT WiBro モデム
[表-11] KT WiBro 端末
[表-12] KT WiBro モバイルPC
[表-13] KT WiBro PMP(ポータブル・メディア・プレイヤー)
[表-14] KT WiBro用スマートカード UICC(Universal IC card)
[表-15] SKT T-Login 「WiBro Free」料金プラン
[表-16] SKT T-Login WiBro 料金プラン
[表-17] SKT WiBroモデム
[表-18] POSDATA 「G100」仕様
[表-19] LG電子 「XNOTE C1」仕様
[表-20] Raon Digital 「EVERUN S60」仕様
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