広告会社においても理論面と実践面の研究が進み、媒体社においても媒体価値を証明するための調査データの開発が進められている現在においても、すべてのマーケティング要素が総合的に組み合わされ、有機的な連携を持ちながら日常面で実行・管理され結果が把握されるケースほどマーケティング研究において有益なものはありません。
今回収録した10ケースからも、広告主企業が自社のマーケティング活動に相応しい形で、理論やノウハウを消化し、実践・管理されている様子が伝わってきます。生きている市場を相手にする限り、トータルに市場とその反応を理解しなければなりません。マーケティング・コミュニケーションの事例は、そのための貴重な情報と言えます。
第二部では、成長著しい中国の広告事情の一端を知る意味で、広告媒体としてのテレビ、新聞、雑誌についてのレポート収録しています。