2001年以降、ナローバンドからブロードバンドへの移行が急速に進み、ADSLサービス、CATVインターネット、FTTHサービスといったブロードバンドアクセスサービスの加入者は、2004年6月末時点で1,600万加入を突破するまでに至った。事業者間の競争により低価格化が進んだADSLサービスが市場を牽引してきたが、2003年以降はより広帯域を実現するFTTHサービスが普及の兆しを見せている。また、IP-VPNサービスや広域イーサネットサービスを行ったVPNサービスの普及により企業ネットワークのブロードバンド化も進展、インターネットVPNの様なより安価なサービスへの注目も集まっている。
ブロードバンドインフラが本格的に普及し始めた状況のなか、このインフラを活用するアプリケーションサービスの展開が行われている。急速なブロードバンド化を促進した大きな要因でもあるインフラサービスの低価格化は、当該ビジネスに関わる企業にとって収益面での懸念材料となっており、事業拡大にむけてブロードバンドで実現できる付加サービスの提供が積極的に進められている。IP電話サービスやIPセントレックスサービスなどに続き、IPテレビ電話サービスやテレビ会議サービス、ブロードバンド放送といった、よりブロードバンドの高速、広帯域性を活用できる映像系サービスの動向が注目される。
本書籍は在庫が無くなり次第コピー製本(表紙の体裁が変わりますが中身は変わりません)となります。あらかじめご了承ください。